ぶどう餅香川土産にどうぞ！葡萄は入っていない餅です！その理由は？

投稿日：2018年12月1日更新日：2020年10月26日

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今回久々に巴堂（ともえどう）のぶどう餅を食べてみました。ぶどう餅は、香川県東部の東かがわ市三本松の有名な和菓子です。

ただ東かがわに行かずとも、高松市役所の前にもお店がありますし、県内のキオスクとかに行けば普通に売られています。

10本入りと3本入りがあり、10本入りだと980円ですが、今回私が購入したのは3本入りで240円でした。

よって3本入りであれば、ばらまき用にぴったりです。香川土産と言えばうどんが有名ですが、ちょっと他県にはないぶどう餅を、お土産に買ってみるのもいいかもしれません。ただしこの記事のタイトルにも書いたように、ぶどう餅には、葡萄の果実も、エキスも全く入っていません！

では一体なぜぶどう餅と言うのか？その点についても今回お話をしたいと思います。

1 ぶどう餅について
- 1.1 原材料
- 1.2 実は武道餅だった！？
2 実食レポート
- 2.1 まとめ
  - 2.1.1 ギフトのシャム猫
  - 2.1.2 最新記事 by ギフトのシャム猫 (全て見る)

ぶどう餅について

ぶどう餅はこんな風に、見た目、色ともにまさに‘THEぶどうの粒‘を連想させるものになっています。

原材料

【原材料】小豆・砂糖・小麦でんぷん・トレハロース

のみです！保存料などの添加物が一切入っていない点がいいですよね？
※ただしその分、日持ちがしないので注意が必要です！

実は武道餅だった！？

葡萄がらみの原材料を一切使用していないにも関わらず、では一体なぜ『ぶどう餅』と呼ばれているのか？と言うと、戦国の昔、武運と身の安全を祈願して、串に刺したお餅を武士に差し出した『武道餅』が始まりと言われています。
そして文化文政の頃に、讃岐の名産の和三盆糖が生れ、これを使って武道餅が作られるようになり、形も葡萄に非常に似ている事から、『ぶどう餅』になったと言う訳なのです！

実食レポート

ぶどう餅を食べてみましょう！

1本の串に4本お餅が刺さっていました。直接指で触ると、外皮が少しベタベタとしていました。（原材料にでんぷんを使っている影響からでしょうか？）

いかんせん串の長さいっぱいに、ぶどう餅が4本串に刺さっているので、1個食べない限りは、串を持つスペースが出来ないのが少し不満点でした。手が汚れている場合だと、直接触って食べたくないですよね？誰しもが！

と言いつつ、少し抵抗感を感じながらも、指先でぶどう餅を1つ摘まんで、

撮影用に、半分に切ってみました。

中はこんな感じで、こしあんが入っていました。外は蒸し皮なので、少しぱさぱさとしていて、中はしっとりとした甘さ控えめのテイストでした。そんなに甘くないので、甘党のあなたは一気に3本余裕で食べる事が出来ると思います♪（素朴な味わいを楽しむ事が出来る香川の銘菓です。）その他、全体的にはもちもちぱさぱさとしているので、お茶と一緒に食べないと、すぐにのどが渇くと思います。

それと、色も味も何となくぶどうの風味がしますので、原材料を確認したり、ぶどう餅のうんちくを知らない限り、誰もが葡萄の材料が入っている餅だと、間違いなく認識すると思います(;^ω^)
また油であげればさらにおいしくなると思います。（理由は、お饅頭を油であげるとより一層おいしくなりますよね？よってそう思いました。）