伊吹島の猫の細道旅2019|イリコとアートの島情報

投稿日:2019年3月15日 更新日:

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今回私は観音寺市の沖合に浮かぶイリコとアートの島に、猫を求めて旅をして参りました!

そんな伊吹島は、猫以外にも、2019年の瀬戸内国際芸術祭の舞台にもなっている島なので、アート作品や、観光スポット。さらには島へのアクセス情報なども合わせて、ご紹介致しますね。

これから伊吹島に猫やアートを訪ねて行こうかなぁ?と思っているあなたは、是非ご参考になさって頂ければ幸いです。

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島の猫スポット

伊吹島を1周した訳ではありませんが、島を半周した限りでは、以下の2つのスポットに猫達がいました。

真浦港

観音寺港から到着する伊吹島の玄関港が真浦港です。

港を出るとすぐに二股の道(いずれも坂道)になっていて、

瀬戸内国際芸術祭を展示している右側の坂道に猫を発見!
(この猫は警戒心が強くて、すぐに逃げて行きました。)

一方の二股の左側の坂道を上がるとすぐにある、伊吹漁協組合の建物の外に居たのが、

こちらのキジトラのニャンコです。(この子は非常に人懐っこい子でした。)

ごろごろスリスリ。(普通に触らせてくれました。)

少しモフモフなでなでした後に、島散策をしようと思い、組合の反対側の右側の坂道を上がっても、途中までついてきました。

さらに島散策終了後、真浦港に戻っても、まだ先ほどのキジトラニャンコが居ました。
(今度は手前のサバトラのニャンコも一緒でした。)

非常に仲の良い二匹でした。

観音寺港と真浦港を繋ぐ『ニューいぶき号』を背景にパシャり。

港の向かい側にある伊吹島の石碑を背景にパシャり。

旧伊吹小学校

そして伊吹島で最も島猫を多く見かけたのが、旧伊吹小学校です。

グランドの隅に10匹程の猫が居ました。

ただグランドの猫達は非常に警戒心が強くて、触らせてはくれませんでした。

そして校舎のグランドの横にある、給食センターにもこのように、何匹かの猫達が居ました。

さらに小学校近くには、猫達がたむろっている家もありました。
庭先に餌用のお皿が置いてあったので、恐らく外飼いをされているのかもしれません。

その他

真浦港から旧伊吹小学校に行く途中にある畑には、なぜか?ヤギが1匹居ました。

「ヤギは非常に警戒心が強い動物なのでは?」と思いきや、実は全然そんな事はなくて、

このヤギは非常にフレンドリーで、私が近づくと、逆に向こうから近寄って来て、頭をなでなでさせてくれました!

伊吹島の観光スポットorアート作品情報

ココからは、伊吹島の観光スポットorアート作品情報をご紹介致します。

トイレの家

伊吹島を代表するアート作品の1つが石井大五氏の『トイレの家』です。
(瀬戸内国際芸術祭2013に合わせて製作された作品です。)

場所は、旧伊吹小学校の校庭内にありました。

勿論トイレとしての施設本来の機能がある他にも、

光や雨といった微小な自然現象にも建物が反応する、アートな作品になっているそうです。

さらに夏至や冬至、さらには伊吹島の伝統行事が開始される午前9時の太陽の方位に合わせて、建物の中を一筋の光が通り抜ける事が出来るような構造にもなっているそうです。

要するに、トイレを使用しながら、光のアート作品も同時に楽しむ事が出来る。そう言った建物になっていました。

伊吹八幡神社

そしてトイレの家の向かい側にあるのが『伊吹八幡神社』です。

島の氏神様が祀られているそうです。

鳥居をくぐり、境内に向かって道を進みます。

こちらが参門です。

そして参門をくぐって、少し急な階段を登ると、

拝殿に到着!
(初夏には絵馬堂で神楽。秋には、三台の太鼓台が出るお祭りが、開催されるそうです。)

イリコ庵

こちらは、みかんぐみ+明治大学の学生の、日本とフランスの共同作品になっています。

坂道を歩き疲れた時にふらっと立ち寄って、休憩をする事が出来る作品スペースです。

イリコ庵の一番日当たりの良い南側は、このように流木を使った長椅子がありました。

長椅子からは、島の家並みや、観音寺市内側の瀬戸内海の海を一望する事が出来て、まぁまぁキレイでした。

建物の内部はこんな感じで、一部はガラス張りでした。

屋根裏の梁はこんな感じで、非常にしっかりとした物が使用されていました。

ちなみに屋根瓦は、石垣の要素を採り入れたデザインだそうです。

そして室内のテーブルには、島の特産品のイリコの加工に使用されている、せいろが使われていました。

伊吹島民族資料館

次に紹介するのが『伊吹島民族資料館』です。

上記で紹介したトイレの家から、こちらの伊吹小中学校に行く途中にありました。

近くに新しい保育園があったので、きっとこの施設は元保育園だったのかもしれません。(完全無人の施設でした。)

中は土足厳禁です。(スリッパに履き替えて資料館に入ります。)

こんな感じでくつろぐ為の休憩コーナーもありました。

来館者指名ノートのファイルの表紙。非常に懐かしくないですか?
(絶対に誰もが学校で見た事のあるデザインの表紙です。)

そして施設内では、伊吹島の歴史を知る為の資料や、

こんな風に長い廊下沿いには、民具などが数多く展示されていました。

イリコ漁で有名な伊吹島。これらはきっと、漁で使用されていた、網やカゴですよね?

施設の外はちょっとした広場(運動場)になっていました。

そして教室がいくつかあり、こちらは『衣.食住関係用具展示室』。

昔のお弁当箱や、おひつなどが沢山展示されていました。

そしてこちらは『農具.生活用具等展示室』。

時代劇で見た事のある農機具が沢山展示されていました。

そして最後は、『漁具等展示室』です。

島の名産品のイリコの原料のカタクチイワシ漁に必要な漁具が、沢山展示されていました。

天満宮

次にご紹介するのが上記の伊吹島民族資料館の近くにある『天満宮』です。

階段を登ると拝殿がありました。

この拝殿から伊吹島の街並みを見下ろす事が出来ました。あなたにおすすめの、島の絶景スポットの1つです。

泉蔵院

そして天満宮から徒歩数十秒以内にあるのがこちらの『泉蔵院』です。

こちらが拝殿です。
(住職さんが住んでおられる感じの立派な島の菩提寺でした。)

この石碑があるので、弘法大師にゆかりのあるお寺のようです。

境内の敷地からも、瀬戸内海を望む事が出来て、少しキレイな眺めでした!

金田一春彦先生の歌碑

最後に紹介するのは、『金田一春彦先生の歌碑』です。
場所は、伊吹漁協の前の坂道を5分程上がった場所にあります。

坂道を上がるとU時にカーブします。
そのカーブする所にこちらの広場があります。

広場からは、眼下に真浦港と、カタクチイワシ漁に使用されている、停泊中の沢山の漁船を見る事が出来ました!さらに観音寺市内はもとより、川之江の大王製紙の工場群も一望する事が出来ました!(あなたにおすすめの、伊吹島のビュースポットです!)

そしてこの広場の隅に国語学者の金田一春彦先生の歌碑がありました。
(伊吹島は日本で唯一、平安時代のアクセントを残す貴重な島なんだそうです。)

伊吹島について

伊吹島は、観音寺港沖約10kmにある、周囲5.4Km、面積1.05平方kmの、人口:503人(2018.05.01)が住む有人島です。

観音寺港

伊吹島へは観音寺港から船で約25分です。
その観音寺港のある場所は、銭形砂絵で有名な琴弾公園の近くにあります。
港の前には、観音寺漁協卸売り市場がありました。

こちらが船着き場です。

ニューいぶき

こちらが観音寺港と、伊吹島の真浦港をつなぐ定期船『ニューいぶき』です。

そんなに大きくはない船ですが、車以外のバイクや島への物資なども運ぶ事が出来ます!

船内は3層構造になっていました。
1層目は、雑魚寝スペース。

2層目は、椅子のスペース。

3層目も、雑魚寝スペースと、デッキになっていました。

チケット売り場

こちらが観音寺港にあるチケット売り場です。

チケット売り場の窓口の横に、伊吹島のガイドブックが置いてありますので、島を散策する際に非常に便利なので、必ずとるようにしましょう!

一方の伊吹島のチケット売り場は、船が到着する真浦港の目の前の、こちらの伊吹丸待合所の中にありました。

中はこんな感じで、チケット売り場の窓口と、

待合スペースとトイレがありました。

島内の移動手段

島内は、このように真浦港には沢山の島民のバイクが置いてありました。
坂道が多いので、島民の唯一の交通手段はバイクです!

一応乗合バスもあるようです。

しかし、島はそんなに大きな島ではないので、徒歩で3時間もあれば、芸術作品や、島の観光スポットを楽しみながら散策をする事が出来るので、徒歩がおすすめです!

レンタサイクルやバイクは無いと思います!

船の時間と料金

こちらがニューいぶきの船の時間と料金です。
私は観音寺港11:20分発の便にのり、真浦港13:30分発の便で帰ってきました。
13:30分を逃すと、次は17:10分なので、さすがに島に、5時間25分近くも滞在するのは少しキツイと思い、13:30分発の便にしました。
(島の全ての観光地を巡りたい場合は、17:10分の便で帰ってくるのがおすすめです!)

なお料金は、片道:大人:510円、子供:260円です。

お店や旅館情報

伊吹島には、信号機はありませんが、商店と旅館が2店舗ずつありました。
1店舗目は、旧伊吹小学校の目の前にあったこちらの商店。

2店舗目は、こちらの『伊吹商店』です

網走刑務所もありましたよ!笑
(何のお店だろうか??)

そして旅館は島に2店舗あります。
1店舗目は、真浦港のすぐ近くにある『春日旅館』1泊2食付き8,000円~/1人
2店舗目は、島の北側にある『民宿いぶき』1泊2食付き8,500円~/1人

まとめ

以上が伊吹島の猫の居るスポットと、アートor観光情報です。
残念ながら、伊吹島には猫があまり居ませんでした😢
よって猫旅目的で訪れるのは、あまりお勧め出来ない島です!

その一方で、島の街並みや、瀬戸内の風景などは、それなりに楽しむ事は出来ました。
さらに伊吹島は、瀬戸内国際芸術祭2019年の会場の舞台にもなっている島なので、アートor観光or釣り目的で訪れるには、お勧めの島だと思います♬

是非あなたも、イリコとアートと猫の島、伊吹島で、素敵な思い出作りをされてみてはいかがでしょうか?

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