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今回私は高松港から北へ4km。フェリーでわずか20分で行く事が出来る鬼ヶ島伝説で有名な女木島に、猫の細道旅と、瀬戸内国際芸術祭の作品巡りの2つ旅を楽しんで参りました!
(2019年の今年は3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭があります。女木島も作品展示の舞台にもなっています。)
そして滞在時間わずか1時間と言う強行軍でした!
理由は、今回はあくまでも猫がメインだったので、女木島で超有名な観光地の鬼の洞窟に行く予定がなかったので、女木港周辺散策で十分かなぁ?と思ったからです。
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目次
2019年2月女木島猫情報
一般的に猫好きの方は女木島ではなく、男木島に猫探訪をされに行く方が殆どなのではないでしょうか?
実は私も今回女木島に10年以上ぶりに訪れたんですが、先週男木島に4年ぶりに行った際に、途中の寄港地の女木島港に、こうして猫が集まっていたのを見て、1週間遅れで、女木島に猫を探しにやってきたと言う訳です。
(しかし残念な事に彼女たちは男木島を目指していました。よって彼女たちは女木港で下船する事なく、後ろ髪を引かれる想いで、一路船は男木島へと去って行きました。💦)
こんな猫達が居ました
船から下船すると、早速白猫がお出迎え、♥
石造りの壁を背景に写真を1枚‘ぱぁしゃり’。
何と女木漁港のテトラポットの上にも、シャム系寄り目のニャンコが居ました!(これぞまさに海猫です!笑)
女木島の猫ちゃん達は、非常に人馴れをしているので、人が近づくと、自らやって来てくれました。(おそらく皆が餌やりをしているのではないでしょうか?それとも島の住民か?)
女木島は本当にシャム系の猫が多かったです。
あんたがボス!?茶白のニャンコ♬
黒猫のジジ。
ハチ割れ。堤防の切れ目からじぃぃーーー。と私を見つめていました。
瀬戸内国際芸術祭の作品「カモメの駐車場」とニャンコ。
ちょび髭八割れニャンコ。
ココにもブルーアイがキレイな、シャム猫が居ました!
こちらは白猫。
さらに女木港周辺だけでなく、女木海水浴場の砂浜にもキジトラの猫が居ました。
(海藻を口にしていました。)
写真を撮影していると、こんな風に近づいてきました。
女木港にある『鬼ヶ島おにの館』は、瀬戸内国際芸術祭に向けて工事中でした。
(工事用のトラックの荷台にも白猫が乗って、いたずらをしていました。)
同じく荷台で日向ぼっこ中のキジトラ。
島の民家の石垣の上にも、さび柄のニャンコが!
餌やりについて
私も1回だけ持って来た餌を与えてしまいました💦他の旅行者の方もあげていました。
しかし女木島の猫達は、男木島の猫達と違って未虚勢だったので、今後増え出すと、当然餌やりも禁止になります。間違いなく!
2020年2月女木島猫情報
2020年2月にお天気も良かったので再び女木島に猫の写真を撮影しに訪れました!
1年前に訪れた時と比べて大きな変化が有りました!
それは【島の猫の餌代200円】の募金箱が設けられていた点です。
現在女木島では増えすぎた猫をこれ以上増やさない為に、NPOに不妊手術を依頼して、全頭不妊手術済みの状態でした。
その証拠にどの猫もお耳がカットされていました。
そして現在猫の餌代は、地元の方が毎月負担されています。よってこの餌代を軽減する為のボランティア募金と言う訳です。
この募金箱付近(小学校の近く)に女木島の猫達が沢山居ました。
特にこの白猫は天真爛漫で、
こんな可愛い寝ている表情も撮らせてくれました!
白猫の下でじゃれあう2匹の猫。
女木島の洞窟から帰ってくると再び白猫はこんな風に道路で寝ていました。
ちなみに猫のえさ場はココです。
○の部分の体育館の東側になります。
女木小学校の校庭の台の上に集まる島の猫達。
私も猫のエサ場で自宅から持って来た餌を与えました。
容器は白いお皿が1つ置いてあったので、この中に餌を入れました。
持って来た餌を与え終わって女木港へと帰ろうとすると猫達も私について来ました。
鳥居付近の灯篭で上を見上げるキジトラ猫。
結局女木港の堤防まで何匹かの猫達がついて来ました。
カモメのじょなさんの下からひょっこりにゃん🐾
この子のお顔のやさぐれ感は半端ないです!
女木港横のモアイ像の広場の前にとまっていた車の下に居た猫。
女木島は全体的に茶系の猫は非常に少なかったです。
(シャム・白・キジトラ・八割れニャンコが殆どでした!)
女木港にあるおにの館にもシャムミックスの猫が居ました。
さらにまるまると太った、非常に人懐っこい白猫さんが居ました。
白猫とシャムミックスは非常に仲が良かったです。🎶
おにの館の南側にある職員用?の自転車置き場には、何と寝床も設置されていて、職員のおじさんがこの白猫に餌を与えていました。(特に可愛がっている猫なのかもしれませんねぇ。)
ただ新型コロナの影響で女木島を訪れている観光客は、平日の影響も有って、非常に少なかったです。
(行きの船の乗船客も非常に少なかったです。帰りの便は男木島からのお客さんものっているので満員でしたが。)
ちょっとこればかりは仕方がないですよね?伝染病が蔓延している以上。
よって男木島を訪れる観光客も激減していると思います。早く終息する事を願うばかりです。
↓私が撮影した女木島の猫の動画はこちら↓
鬼の洞窟&鷲ヶ峰展望台
2020.02.21に女木島の猫の写真を撮影しに行ったついでに、せっかくだから今回は桃太郎伝説で有名な女木(鬼ヶ島)の洞窟まで足をのばしてみました。
洞窟までの行き方は、女木港の目の前にあるおにの館からバス(不定期)が出ています。
(私が訪れた日はバスは出ていませんでした。)
またはおにの館で、電動アシスト自転車を借ります。
※坂道を登るので、電動アシスト自転車でないと厳しいです!
私はのんびりと猫の写真を撮影しながら島の自然や風景を楽しみたかったので、歩きで洞窟と鷲ヶ峰展望台まで行きました。
ちなみに女木港から洞窟までは約2.2kmです。徒歩でも私は約20分であがる事が出来ました!
(事実途中、山歩きを楽しまれて下山されてきた7~8人の高齢の方達の集団と会いました。)
洞窟or展望台に行く道は整備されていて、
途中には満開の河津桜や、
こちらは水仙。
椿なども咲いていて非常にキレイでした。
さすがにソメイヨシノ桜はまだ咲いてはいませんでしたが。💦後20日もすれば満開になる事でしょう!
そして洞窟にあがる広場に到着!車やバスはココまで。
ココから階段を上がれば洞窟まではすぐです!
階段を上がって、真っすぐ行ったブルーの建物が洞窟の入口です。
この建物の中でチケットを購入します。
入場料は大人:600円、子供:300円です。
私は以前入った事があるので今回は入りませんでした。
ココが洞窟の入口です。
次に洞窟に来たらセットで行って貰いたい女木島の観光スポットは、鷲ヶ峰展望台です。
先程の広場の階段を登って、真っすぐに行けば洞窟ですが、この観光案内板の手前に急な石段が有ります。
この石段を上がれば鷲ヶ峰展望台に到着します!
標高188mの鷲ヶ峰のこの木製の展望台からは360度の瀬戸内海を一望する事が出来ました!
展望台から南側は、女木港や高松港を一望する事が出来ました。
東側は屋島。
西側は坂出方面です。遠くには薄っすらと、瀬戸大橋を見る事が出来ました!
北方面は、岡山側の島々を見る事が出来ました!
ちなみに鷲ヶ峰展望台周辺は桜の名所になっています。
3月下旬~4月初旬に訪れれば、キレイな桜と瀬戸内海の島々の写真を撮影する事が出来ます!
そしてこの真下が洞窟になっていると言う訳です。
(※お花見をしても最高です!トイレも石段を下りてすぐの所にありましたし。ただゴミだけは絶対に持ち帰るようにしましょう!)
※洞窟だけ訪れて、展望台は行かずに帰るヒトも多いそうなので、是非時間に余裕がある場合は、洞窟&鷲ヶ峰展望台のセットで訪れてみる事をおすすめ致します!
↓私が撮影した鷲ヶ峰展望台の動画はこちら↓
瀬戸内国際芸術祭作品巡り
2019年に春・夏・秋の3会期にわたって開催される瀬戸内国際芸術祭。ココ女木島も舞台になっています。
1時間と言う非常に短い時間でしたが、猫の写真を撮影しつつ、過去の展示作品も、それなりに楽しむ事が出来ました。
(※さらに開催時期に合わせて、2019年度には、新しい作品も公開されるかもしれません。詳しくは瀬戸内国際芸術祭の公式サイトにて、ご確認して頂ければ幸いです。)
1.『鬼の灯台』
女木島行きの船から見た鬼の灯台です。
気になって女木港から堤防を歩いて間近で見る事にしました。
こちらが鬼の灯台です。でっぷりとした可愛らしい石造りの鬼です。
(鬼の棒は、灯台仕様になっていました。笑)
さらに台座が笑えました!
あっかんべぇぇー!と子鬼が居たからです!
台座の四方にはこのように、
非常に可愛らしい鬼さん達が居たので、楽しむ事が出来ました。😊(間近で見ないと分からなかった発見です!)
2.『カモメの駐車場』
女木港の向かいにある「鬼ヶ島おにの館」の防波堤に設置されている作品が、こちらのカモメの駐車場です。
芸術家の木村崇人氏の作品です。
風見鶏のように、瀬戸の潮風とともに、風の向きによってカモメ達も一斉に、向きを変える作品です。(くるくる回って面白かったです。)
さらに防波堤の壁も、海の波のデザインが施されていて、キレイでした。
カモメの駐車場と、女木島のニャンコ。
3.『モアイ像』
実は女木島には、鬼ヶ島おにの館の隣にある広場には、モアイ像が設置されています。
イースター島のモアイ像を再建した際に、テスト用に造られた、モアイ像のレプリカだそうです。
1996年の11月と記されていました。(今から23年前に建てられたものです。)
瀬戸内の海と、カモメの駐車場の作品を背景に、モアイ像を撮影してみました。(インスタ映えも間違いなくするスポットです!)
3.『20世紀の回想』
そしてこちらの作品は、20世紀の回想です。モアイの広場の横にありました。(ピアノと4本の帆で構成された、帆船をイメージした作品です。)
作家名は禿鷹墳上(はげたかふんじょう)[中国/日本]???
どういう事?調べてみました。禿鷹さんは、以下の経歴のある芸術家でした。
本名劉駿(リュウシュン)。中国、上海生まれ
芸術劇団の舞台美術芸術担当を経て来日。2015年東京藝術大学大学院、博士課程修了。来日後、長年ある一軒の仏教寺の一角で美術と人生の修業を行う。彼にとって芸術は精神的追及であり、宗教である。作品は主に僧名である禿鷹墳上にて発表する。
瀬戸内の海を背景にグランドピアノと4本の帆が、まるで帆船のように見えました!
さらに海風の音がまるで、ピアノの音色を奏でる旋律のようにも聞こえました。
そして、楽譜やピアノの鍵盤がリアルに再現されていました。
帆の太い支柱の写真です。
そして弦の部分の写真です。
ココに座ってピアノを弾く真似をして、写真を撮影するのも素敵です♬
4.『オーテ』
そしてこちらの石垣は、オーテと呼ばれています。(芸術作品ではありません。)
女木島は、北西からの季節風が吹き下ろす「オトシ」と呼ばれる強風が吹きつけるので、集落を守る為に築かれたものです。(まさに先人たちの知恵です。)
まるで迷路のようです。オーテの中を巡ってみるのも、ある意味芸術鑑賞の1つとして、面白いかもしれません。(ただし民家の中に勝手に入るのはNGですよ!)
そして女木島港の真向かいにあったゲストハウス『里海村』もこの通り、オーテに囲まれていました!
ご予約の際は、以下の番号に連絡をする必要があります!
里海村の入り口です。この右横が母屋になっているようです。
5.『洞窟付近の作品』
滞在時間わずか1時間だったので、今回は行きませんでしたが、
この道を使って、
洞窟まで約2.3kmです。連絡バスもしくは、電動アシスト自転車で約15分程で行く事が出来るようです。
そしてこの洞窟の途中に、『オニノコ 瓦プロジェクト』『ISLAND THEATRE MEGI』『不在の存在』の3作品群があるようです。
※詳しくは公式サイトを、記事の一番最後にのせておきます。ご確認下されば幸いです。
6.『八幡宮』
八幡宮は、女木港から、海水浴場に向かって行く途中にある神社です。
(芸術作品ではありませんが、一応行ってみたのでご紹介致します。)
神社の本殿の建物は小さかったですが、本殿までは、広い境内の松原を通って行きます。
鳥居から見た瀬戸内の海や、屋島が非常にキレイに見えました。
7.『女木島海岸』
白い砂浜と青い海が一面に広がっているのが女木島海岸です。
夏になると、沢山の高松市民が、泳ぎにやってきます。
(非常に海もキレイなので、女木島に来られた際には、海岸をお散歩してみるのも素敵ですし、何よりも気持ちがいいですよー!女木島港からは徒歩で約10分圏内です。)
8.赤灯台
女木港の西側の堤防の先端にあるのが赤灯台です。
こちらの堤防からは、対岸の高松市内が非常にキレイに見る事が出来ます。(向かい側に見える長細い建物は、サンポートのシンボルタワーです。)
アクセス
女木島には、高松港からこちらの『めおん号』を使って行きます。片道:約20分です。
行きは高松港の女木島・男木島行きの切符売り場で購入します。
※なお乗船時は、切符を見せる必要はありません!下船時に切符を渡します!
一方こちらが女木島の切符売り場です。
※高松港で往復切符を購入済の場合は、当然購入する必要はありませんが、帰りの便に乗船する際は、乗船時に切符を渡す必要があります!
おにの館について
女木島港の隣にあるのが『おにの館』です。
中に入ると、
食堂と、洞窟行きのバスの切符売り場がありました。
勿論施設の名前に由来して、壁には色鮮やかな鬼の絵も飾られていました。
コインロッカーも併設されていました。
レンタサイクルは全30台です。
ちなみにこちらが洞窟行きのバスです。(1日5往復します。)
〇大人(中学生以上)往復/800円
〇子供(5歳以上)往復/400円
〇幼児(5歳未満)2人以上で片道/400円
※幼児1人の場合は無料です。
まとめ
以上のようにわずか1時間という非常に短い滞在時間内に、女木島の猫達の写真を撮影したり、撫でたりしつつ、瀬戸内国際芸術祭の作品を鑑賞したりする事も出来て、非常に中身の濃すぎるひと時を過ごす事が出来ました!
ちゃんと女木島にも、男木島と同様に猫達が沢山居る事がわかり、非常に嬉しかったです。
(少し残念な気もしましたが、まぁ~地元なので、また次回と言う事で。)
また猫好きなあなたは、女木島→男木島の猫島はしご旅をしてみるのもおすすめです。
「アート」「景色」「猫」「夏は海水浴」。この4つを楽しむ事が出来る女木島のご紹介でした♪
女木島であなたも素敵な思い出作りが出来る事をお祈り申し上げます。
[住所]香川県高松市女木町15−22
[TEL]087-873-0728
[開館時間]08:00~17:20
[休館]年中無休
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執筆者:ギフトのシャム猫
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